自己注射について:C型肝炎の症状と検査、治療

自己注射について

C型肝炎の治療薬といえばインターフェロンが有名だ.

インターフェロンは,C型肝炎のウイルスの型によって,使われる種類が違う.

ある一部のインターフェロンは,自己注射が可能だ.

自己注射とは,医師や看護士の手を借りずに,自分で注射することだ.

インターフェロン治療のために仕事を休んだり,遠い病院まで通院している方にとっては,自己注射は自宅で打つことができますから,便利だね.

打つ時間も就寝前で良いということなので,翌朝には副作用も和らいでいる可能性がある.

また,費用に関しても2005年4月から保険適用になっている.

ただし,注意事項はいくつかある.

まず,リバビリンとの併用は認められていない.

また,週に1回打つだけで済むペグインターフェロンの自己注射は認められていない.

あくまでも,インターフェロンの単独時に可能ということだから,全てのC型肝炎患者が自己注射を受けられるわけではないのだ.

もしも自己注射を打つ許可がおりれば,注射を打つ練習をする.

自宅での自己注射の治療が開始されたら,その効果と副作用を見てもらうために,2週に1度は医療機関を受診する.

また,注射器を自宅に保管するのだから,その扱いには十分な注意が必要だ.

自己注射をしたあとの注射針が,誤って家族に刺さる針刺し事故は,避けなくてはいけない.

扱い方に十分注意すれば,とても便利なものだ.

さらには,C型肝炎の完治率も上がるのではないだろうか?

関連記事

スポンサードリンク

トラックバック(0)

このエントリーのトラックバックURL:
http://cosme30s.jp/mt/mt-tb.cgi/382
ブックマークに追加する ▲C型肝炎の症状と検査、治療TOPへ